会長挨拶

 この度、一般社団法人愛知県労災指定医協会の会長という大役を仰せつかり、身の引き締まる思いです。
 幸い、副会長をお願いした3名の先生方が優秀なため、ご協力を得ながらしっかりやっていきたいと思っています。

 さて、当協会は

  1. 高齢化による退会者の増加・新規入会者の減少による年会費の減少、及び交付金の漸減などにより、会の運営が厳しくなっていること
  2. 新規事業である労働保険事務組合及び愛知県医療勤務環境改善支援センター(以下「支援センター」という。)の運営を軌道に乗せること
  3. 労災診療費算定基準の普及による労災診療費請求・支払の円滑化をはかること
  4. 交通事故診療の支払における治療費未払い、症状固定、健保一括などのトラブルへの適切な対応を図ること

 など、諸問題を抱えています。

 平成25年3月、公益法人制度改革関連法によって、当協会は「一般社団法人」に認可されました。
 平成28年度より、「収益事業」が可能となり、前会長彦坂 博先生の元で労働保険事務組合及び支援センター設立の準備が進められ、愛知労働局長の設立認可及び愛知県・愛知労働局からの受託事業として、平成29年4月より両事業がスタートしました。

 この事業を上手く運営していくことにより、会員の皆様にとって有益なサービスを提供できますので、当協会の命運を握っていると言っても過言ではありません。

 交通事故診療におけるトラブルを解決するために、医師会(愛知県医師会・愛知県外科医会・愛知県整形外科医会・愛知県労災指定医協会で構成)・日本損害保険協会中部支部・自賠責保険料率算出機構の3者による愛知県損害保険医療協議会専門委員会が年4回開催されています。
 ここで最も問題になっていると思われるのが、第三者行為災害の届出による健保使用かつ、その一括払いの要請~強要が増加している傾向にあることです。

 事故の状況によっては、健保使用は致し方ない時もありますが、本来、交通事故診療は自賠責保険+自動車保険使用による自由診療であるべきです。

 健康保険法では、診療費の自己負担分は患者さんによる窓口払いが義務づけられています。その自己負担分を含めた健保一括扱いというのは法律違反です。
 その旨を患者さんに説明し、その支払が出来ないなら健康保険は使用できないことを伝えてください。

 全医療機関が、このルールを実行することは健保使用乱用の抑制に繋がることになると考えます。ご理解いただければ、是非ともよろしくお願いいたします。

 今後とも、当協会へのご協力・ご支援をよろしくお願い申し上げます。

平成30年9月1日

一般社団法人 愛知県労災指定医協会 会長 林 敬一郎

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