令和5年度事業報告

1.職業性疾病の予防と調査、研究

愛知労働局と連携を密にし、情報収集その他、作業関連疾病の予防に対処できるよう努めた。

2.衛生管理者の教育・指導

全国労働衛生週間準備期間(毎年9月)に衛生管理者及び労働衛生推進員等を対象とした講演会を実施した。

※労働衛生管理者講習会 令和5年9月5日(火) 会場:名古屋市中村文化小劇場ホール

演題:「治療と仕事の両立支援について」

講師:一般社団法人 仕事と治療の両立支援ネットーブリッジ 代表 服部 文 氏

3.事業場における労働環境の整備に関する啓発指導

産業保健活動と労働衛生関係法令に係る産業保健研修会を開催した。参加者数60名

日時:令和6年6月22日(木) 参加者数60名

場所:昭和ビル9階ホール

演題:「職場巡視のポイント」

講師:もろかみ社会保険労務士事務所・もろかみ労働安全衛生コンサルタント事務所 所長 加藤 善士 氏

4.学術集会

労災医療特別講演会を開催した。

(1)第1回労災医療特別講演会 参加者数18名

日時:令和5年10月19日(木)

場所:昭和ビル9階ホール

演題:「膝OAの最新治療~保存治療、手術治療、そして再生医療へ~」

講師:医療法人桂名会 重工記念病院 

   副院長 整形外科・関節鏡センター長 黒河内 和俊 先生

(2)第2回労災医療特別講演会 参加者数27名

日時:令和6年1月18日(木)

場所:今池ガスホール7階プラチナルーム

演題:「労働やスポーツ活動で起こる手関節、手指の外傷や障害」

講師:中日病院名古屋手外科医センター長 中 尾悦宏 先生

(3)自賠責保険研修会

日時:令和5年8月17日(木)

場所:愛知県医師会館9階大講堂

➀学術講習

演題:「法的な医療費請求とは?~事例を参考に交通事故その他の診療に関わる医療費請求の基本を考える~」

講師:弁護士法人後藤・太田・立岡法律事務所 弁護士 立岡 亘 先生  弁護士 水野 吉博 先生

②自賠責講習

演題:「自賠責保険のしくみ 請求書の受付から支払いまで」

講師:損害保険料率算出機構名古屋第一自賠責損害調査事務所 所長 架谷 暢 氏

③質疑応答

事前に届いた質問を主に、愛知県損害保険医療協議会損保側委員、医師会側委員及び弁護士により回答を行った。

5.労災診療費算定実務研修会

愛知労働局、(公財)労災保険情報センター及び当協会が共催し、県下3会場で開催した。

(1)岡崎会場  参加者数57名

日時:令和5年10月20日(金)

場所:岡崎市医師会公衆衛生センター

(2)名古屋会場  参加者数265名

日時:令和5年11月15日(水)

場所:名古屋市公会堂

(3)豊橋会場  参加者数37名

日時:令和5年11月22日(水)

場所:豊橋市保健所・保健センター

6.新規労災指定医療機関に対する教育・指導

令和5年4月から同年9月に新たに労災指定医療機関に指定された病院(診療所)に対する説明会を開催、当協会入会勧奨を行った。

(1)第1回

日時:令和5年4月14日(金)

場所:名古屋広小路ビルヂング14階

(2)第2回

日時:令和5年10月17日(火)

場所:名古屋広小路ビルヂング14階

7.労災診療費の受領委任

(公財)労災保険情報センターとの受領委任契約により、当協会会員の労災指定医療機関への労災診療費の振込みを行った。

8.労災保険診療協議会審査委員の見解統一

令和5年度は実施が見送られた。

9.労災・自動車保険医療に係る諸問題の対策と検討、及び相談・支援

愛知県医師会、日本損害保険協会中部支部、損害保険料率算出機構名古屋第一損害調査事務所による愛知県損害保険医療協議会専門委員会の事務局として、自動車保険医療に係る諸問題の解決、相談等に努めた。

労災診療費請求書等の無料配付、労災診療費請求書等の集約・労働局への回送等を行った。

10.会員等の福祉対策等

会員等に係る慶弔関係(弔電・献花等)、中部医師共済会によるグループ保険の機会の提供を行った。

労働保険事務組合への加入を促し、社会保険手続きとのワンストップ処理による会員等の事務手続きの負担軽減に努めた。

11.会報

年2回発行した。(令和5年11月、令和6年3月)

会報は、ホームページ(活動報告)に掲載。

協会報

前の記事

協会報第124号